微生物のはたらき
目に見えない小さな生き物を微生物(びせいぶつ)といいます。
☆ドライイースト
紙コップにドライイースト(うす茶色)と
砂糖(白)がはいっています。
ドライイーストはコウボ菌(酵母菌)を乾燥させたものです。
これにお湯(40℃)をいれてしばらくようすをみよう。
10分近くたつと泡がいっぱいでてきました。
これはどうしてだろう?

☆コウボ菌のはたらきをたしかめよう
1.次の3種類の試験管を用意しよう
   A コウボ菌をとかした水2ml  + お湯2ml
   B コウボ菌をとかした水2ml  + 砂糖水2ml
   C 加熱したコウボ菌をとかした水2ml + 砂糖水2ml

2.お湯をいれたビーカーにA、B、Cの試験管をいれて
ようすを観察する。
3.それぞれの試験管はどうなりましたか?
   A→ほとんど変化がない。 
   B→泡がいっぱい出てきた。
   C→ほとんど変化がない。
このことから、生きたコウボ菌が砂糖を栄養にして呼吸をしたことがわかります。

☆コウボ菌を顕微鏡で観察してみよう
1000倍で観察したコウボ菌のすがた

 丸い粒の体をしています。
黒い四角の一辺は0.1mmです。(倍率400倍)
コウボ菌がおよそ20匹ならんでいるので、
一匹のコウボ菌の大きさは約0.005mmとなります。
 (5マイクロメートル、5ミクロン)

☆パンをつくってみよう
材料は小麦粉(強力粉)、砂糖、食塩、ドライイースト、お湯

1.袋に小麦粉(強力粉)、砂糖、食塩がはいっています。
2.この粉をボウルに移し、はじめの観察で使った紙コップの中身(コウボ菌と少しの砂糖とお湯で泡がでてきたもの)をいれる。
3.手袋をつけて、ボウルの中身をかきまぜる。

4.ぽろぽろしているのを、ひとつにまとめるようによくこねる。

5.もっとこねる。ねばりけがでてくる。
6.まだまだこねる。2つにたたんでこねる。このくりかえし。

7.手に粘りつかなくなってくるが、もうすこしこねる。
8.細くのばして人数分にちぎり分けて、それぞれまるめる。
9.トレイに置きにくる。
10.ラップをかけてあたたかいところに置いておく。

 40分から1時間ほど置いておくと、コウボ菌のはたらきによって
 大きくふくらんでいる。
 軽くさわってみると、たまったガスが抜けていきます。
11.約180℃の中に10分ほどいれます。

 科学実験室にはオーブンなどないけど、
 ガラス器具を乾燥・滅菌する装置があります。
 これを使ってみました。
12.できあがり
  手で割ってみて、中をよく見てみよう
  おいしそうでしょう。