メダカのがっこう

身近なところにいる小さな魚、メダカについて観察・実験をしました。

 ※今回実験や観察につかったメダカはヒメダカという種類です。
   これはふつうのメダカ(クロメダカ)のからだの色素がうすくなったもので、
   そのほかのちがいはほとんどありません。

☆メダカのオスとメス
 メダカのオスとメスは、ひれのちがいで見わけられます。
メダカのオス メダカのメス
<写真をクリックすると動画が見られます。> <写真をクリックすると動画が見られます。>
かどがかくばっている 四角形 しりびれ かどがまるい 三角形
ねもとに後ろ向きにトゲがある せびれ トゲはない
あまり大きくない おびれ うちわのように大きめ
そのほか 卵を産むまえはおなかが大きい


☆メダカの泳ぐ向き
メダカを入れた水そうの外側に
白黒のしまもようをつけた
画用紙の筒をおきます。

メダカはばらばらに泳いでいます。
画用紙を時計まわりにまわすと
メダカも同じように泳ぎだします。

まわす向きを反対向きにすると
メダカの泳ぐ向きも反対になります。

<写真をクリックすると動画が見られます。>

ほかの魚でもこうなるのかな?


☆メダカの誕生 <写真をクリックすると動画が見られます。>
メスのおなかに卵がついています。
数は10個くらいです。
タラコより大きく、イクラよりは小さい。
卵を観察しよう

卵の表面に細い毛のようなものがたくさんあり
これが卵を水草などにくっつけます。
卵のなかの丸いものは油(栄養分)の粒。
卵の一部に白っぽいものができます。
これは小さな細胞が分裂して増えているところ
(からだをつくる細胞のかたまり)

(写真では右下の部分)
細胞のかたまりがたて長になります。
これがメダカのからだの土台となり、
頭やせぼね、筋肉などができていきます。
眼ができはじめたところ。
眼は大きく、複雑なものなので、
比較的早い段階からつくられていきます。
眼のすぐそばに心臓ができ、
血液の流れができています。
これによって、からだのすみずみに
酸素や栄養分がとどけられ、
からだがつくりあげられていきます。

からだがときどきぴくりと動きます。
眼がかなりできあがり、
背骨や筋肉もどんどんできあがってきたところ。
体の色をつくる色素もできています。
卵の中で、くるり、くるりと動いているところ。
肉眼でみても、ふたつの眼がわかります。
卵の中で尾がのびて、一周以上になっています。
もうすぐ誕生です。
メダカの赤ちゃんの誕生。
体の長さ約3mmくらい。

おなかにはまだ栄養のふくろがついています。
(油の粒も残っている。)


☆メダカのくらし
春から夏は田んぼ田んぼに水を入れるので、
小川のメダカも田んぼにうつって、卵を産み
たくさん増えます。
秋から冬のあいだは、田んぼの水を
小川にぬくので、メダカは小川で冬をこします。
 でも最近の田んぼでは、コンクリート製の用水路が増えています。
これは田んぼに速くたくさんの水を入れるのに適していますが、
泳ぐ力の弱いメダカにはすみづらいところです。
 よって、日本のメダカは急速に姿を消しており、
このままでは絶滅するかも知れないといわれています。

茨木にはまだメダカがすんでいます。教育研究所でもすこし飼っています。
写真は茨木北部、泉原でとったクロメダカ
(許可をもらってとりました。)

茨木の南東部、目垣でとったクロメダカもいます。

みなさんのお家の近くでメダカを見つけたら、
教えてくださいね。