11月13日 第2土曜科学教室「液体の不思議」

今回は、とても身近な存在で、まわりに豊富に存在する「水」を代表とする「液体」をテーマに行いました。それぞれがストローを使って、さまざまな液体について探究していきました。また、「不思議なコップ」や「消える一円玉」等の体験やものづくりを通して、楽しく「液体の不思議(性質)」に接し、さらに中学校で学習する、光の性質や圧力(水圧)の内容に対する興味関心を深めていくことを目標に行いました。
☆まず、「消える一円玉」の体験をおこないました。(導入)
ビーカーと一円玉を子どもひとりひとりに渡して、「その一円玉を消してみましょう。」と提起しました。「どうしたらいいですか?」という問いに、さまざまな意見が出ました。
一円玉の上に、乾いたビーカーを置いたときは、まだ一円玉は見ることができます。しかし、そのビーカーに水を入れていくと、一円玉は消えて見えなくなります。(左上の写真)
さらに水を入れて、水がこぼれると再び一円玉が見えるようになります。(右上の写真)

☆次に、みんなにオレンジジュース(紙コップに入れて)とストローを渡して、発見大会をしました
かみコップに入った「オレンジジュース」と「ストロー」で何でもいいから発見しようということで、子どもたちに時間を与えました。実に自由でユニークな多くの発見が生まれました。
「ストローの包み紙で動く毛虫をつくりました。」
「ぶくぶくすると、泡ができました。水ではあまりできないのに不思議です。」

「ストローを入れて、持ち上げると、上を押さえなくても全部ジュースは落ちずに、少しストローにくっついている。」
「ジュースの泡は、かき混ぜると真ん中に集まる。」

「ストローの上を押さえると、ジュースが持ち上がります。」
さまざまな発見がありました。
☆次に、さまざまなストローでジュースを調査しました。


◎持ち上げることができる。
○ふったら落ちる。
×持ち上がらない。

ストローの太さ

結果

 ストローの太さの違いとの関連づけを、いろいろ考えました。
「太いストローの方が、持ち上げにくい。」
「空気がたくさん入ってるからかな?」
「液体がたくさんはいってるからかな?」
 さまざまな、仮説が飛び交いました。
☆次に、さまざまな液体を調査しました。
さまざまな、液体について、ひとりひとりがストローを用いて探究に取り組みました。
砂糖水の中にどれぐらいの砂糖が溶けているのか?等の学習もあわせて行いました。
      
たまごについて調べる前に、少したまごについて調べました。「たまごの色のちがい」や「卵のはどうなっているのか?」「ゆで卵:かたいもの、半熟、そして温泉卵等々・・・」さいごに、たまごの硬さは?ということで、みんなの持ってきたたまごに乗ってもたまごは割れない。ということを体験しました。
さらに、下記の内容で探究を続けました。

・コップにこぼれるまでぎりぎりのところまで液体を入れてみよう。
・一円玉を浮かべてみよう。 
まとめ どんな言葉が入りますか?

水は (     )、

洗剤水は(     )。


 結構知っていると思われる、水の表面張力も実際やってみるとそのふくらみに驚かされます。
また、洗剤を一滴垂らすだけで、一円玉が沈みました。
水は(しっかりしている)、洗剤水は(やわらかい)
これは、とてもすばらしい表現でした。
☆ふしぎなコップをつくってみよう?いっぱい入れると全部なくなってしまうコップ!!
 最後に、不思議なコップを作りました。小学校で取り扱わなくなった「サイフォンの原理」を利用した面白いコップです。みんな夢中で作って、夢中で遊びました
 小学校の時期に、このように身近に体験を通して、
液体の性質に触れることで、中学校での学習にもより深い興味・関心をもって組んでいくことができるのではないかとかんじました。