3/12 第2土曜科学教室 「洗濯糊で科学しよう!」


 今回は、「洗濯糊で科学しよう!」というテーマで、「スーパーボールをつくろう!」、「きれいなスライムをつくってみよう!&電気スライムをつくろう!」、「われないシャボン玉?」という3つの実験を企画しました。
 はじめの二つの実験に思ったより子どもたちが熱中して、最後の「われないシャボン玉?」については、自作の『シャボン玉製造機』の紹介のみの実施となりました。
身近な「洗濯糊」の中に含まれている化学物質(PVA;ポリビニルアルコール)を使って、さまざまな実験をすることで、化学物質をさまざまな視点からとらえ、それを体験することで、化学物質について認識を深めることを目標に行いました。
☆ スーパーボールをつくろう!
・洗たく糊に塩を入れると・・・・・
 食塩などをたくさん加えて取り出す方法を塩析(えんせき)といいます。今回は洗たく糊の中に含まれるPVA(ポリビニルアルコール)を取り出しました。 身近なところでは、石けんもこの方法を利用してつくられています。


洗濯糊(10ml)に好きな色の絵の具を少し混ぜ、食塩を大さじ一杯いれてかき混ぜます。


とても簡単に、しかもうまくきれいに出来上がるので、子どもたちは熱中していました。
「もう1個つくっていいですか?」楽しそうにとりくみました。

☆ きれいなスライムをつくってみよう!
下記の1〜4ような操作でスライムを作ることができます。
1:フイルムケースに、3分の1くらいお湯を入れる。そこに、お湯と同じくらいのごうせいせんたくのりを入れかきまぜる。(お湯でやけどをしないように気をつけよう。) 
2:つまようじの先にポスターカラーを少しつけ、1とよくかきまぜ色をつける。(つけなくてもできる)
3:ほうしゃのほうわすいようえきをスポイトですいとって、2に少し入れる。
4:フイルムケースのふたをして、よくふる。

フィルムケースを使ってのスライムづくりは、直接硼砂水溶液が手につかず子どもにとっては安心です。

☆ 電気スライムをつくろう!
 作ったスライムを使って、電池を作りオルゴールを聞きました。

 ・まず各自もってきた10円玉を酸を使ってきれいにしました。右の図のような装置を作って、スライムをのせて電池にしました。





 

  

 
 ひとつのテーブル3〜4人で各自か作ったスライム電池を直列につなげ、電子オルゴールを鳴らしました。
何の曲かみんなで調べました。微妙に電流が不安定で何の曲かなかなか分かりませんでした。
 乾電池のつなぎ方を学習している高学年の児童はその内容を応用してちゃんとつないでいました。
最後に乾電池につないで何の曲だったかを確認しました。
☆ ふしぎなスライム(人食いスライム)をつくってみよう!
 ポスターカラーの代わりに、砂鉄(人食いスライムの素と紹介)を入れてスライムを作りました。

  
えさを近くに置いてやると・・・・・。すっぽりと飲み込んでしまいます。
えさは磁石でした。

☆ われないシャボン玉をつくってみよう!
 シャボン玉を作ると、丸い形になったりふわふわと形が変わったり、きれいな虹が見えて見とれていると、急にぱちんと消えて無くなったり、とても不思議な世界に引き込んでくれます。
 「きれいなシャボン玉をできるだけながく割れないようにして、お手玉をして遊んだりできたらすごいとおもいませんか。」という内容での実施の予定でしたが、今回は、時間の都合で自作の『シャボン玉製造機』の紹介のみの実施となりました。

  

 今回は洗濯糊を使って、さまざまなものを作ることを通して、身近な化学物質について、その存在や不思議さなどに興味関心を持つことを目指した内容でした。
 このように、身近にあるものの中に含まれる化学物質に体験を通して、触れることで、今後の理科の学習にもより深い興味・関心をもっていくことができるのではないかと感じました。