9月11日 第2土曜科学教室「音と電気」

 今回は、身近な存在であるが、共に視覚で確認することが容易でない「音」と「電気」をテーマに行いました。
「糸電話・ストリングラフィー」、「かんたんなモーター」そして「紙コップマイク」の作成を通して、「音」や「電気」をもっと身近に感じることを目標に行いました。
「音」「電気」といった物理領域の学習は、中学の理科の1分野の上で扱われており、中学1・2年生で行われています。これらの学習では、視覚で現象を確認することが容易でないため、いかに生活体験の中で「音・電気」を身近に感じることができるのかということは、学習成果に大きく影響を与えると考えられます。

「音」と「電気」をそれぞれ現象で体感し、それぞれを「マイク」を通して関連付けるることができればと考えて行いました。

☆まず、音について認識を深めるために、「ストリングラフィー」の作成を行いました。

【ストリングラフィー】
 糸電話とほぼ同じものであるが、両端を固定して、絹の糸をロジンをつけてこすると、さまざまな音が発生する。
子どもたちは、発生する「音」について、大きさ、音色、高さ等について、糸の張りや糸の長さ、糸のこすり方等のちがいをリンクさせて遊んでいました。その中で、音と振動を関連付けていくことができてきました。また、ひとりひとりが「演奏」をして発表しました。



☆かんたんなモーターを作って、電気でものを動かすことができることを確認しました。

磁石と釘と電池と導線だけで、磁石が回転する実験です。
簡単に行うことができ、子どもたちのびっくり度も結構大きい実験です。
また、整流子とブラシが必要ないので小学生のレディネスを考えても適当な実験でした。

☆最後に紙コップをつかってマイクを作りました。

紙コップとシャーペンの芯、電導紙を使ってかんたんに作れる紙コップマイクです。
シャーペンの芯を2本で作る子ども、
電導紙の間隔を変える子ども等、色々工夫してマイクを作成していました。知らず知らず、抵抗の概念まで学習している子どもまでいることに、大きな驚きを感じました。
 小学校の時期に、このように身近に体験を通して、音や電気を体験することで、中学校での第1分野の学習にもより深い興味・関心をもって組んでいくことができるのではないかとかんじました。