4/9  第2土曜科学教室 「海の水を調べよう!」
 今回は、「海の水を調べよう!」というテーマで、「海の水のふしぎ!」、「海の水の中に入っているものを調べよう!」、「海の水からにがりを取り出して豆腐をつくろう!」「海の水に入っている塩を使ってスーパーボールを作ろう!」という4つの実験を行いました。実験に使う「海水」を事前に鳴門で40gほど採取して、その海水を使って実験を行いました。

  

今回は年度始めであり、新しく小学校3年生になった児童も10名を超える参加者がありました。
また今回初めて科学教室に参加する児童は20名を超えました。申し込みも4月1日の午後には定員になり、その後も多くの申し込みがありました。当日は多くの保護者の方もいっしょに教室に入っていただき、とてもにぎやかな科学教室となりました。 多くの新3年生の児童や初参加の児童の参加があったので、実験の内容を再検討し取り組みやすいように工夫して実施しました。
☆ 海の水のふしぎ!
・「海に行ったことのある人?」という問いかけに多くの児童が「はぁ〜〜い!」と手をあげました。
 「じゃあ、海の水で何か気がついたことありますか?」と聞いてみると
 「塩っ辛い」「飲んだらあとで苦かった」「泳ぎやすかった」・・・等々の発言がありました。

 その中の「海では泳ぎやすい」という発言をとりあげて、そのことについて調べることにしました。 
 「海では浮きやすい!って本当かな?」あらかじめ真水では沈み、海水では浮く状態のサンプル瓶を児童数準備しておきました。水道水を入れたビーカーの中では沈んでいたものが、海水を入れたビーカーの中では浮きました。
  
 「なぜ?」この疑問をとりあげて、水道水を入れたビーカー(中に瓶を入れ沈めた状態の)に食塩を入れ
 ていきました。すると瓶は見事に浮いてきました。
☆ 海の水の中に入っているものを調べよう!
「次に海の水を暖めていくとどうなると思いますか?」というこ発問をしました。
「塩ができる」「泡が出る」・・・等々の発言がありました。 蒸発皿に海水を入れて煮詰めていきました。
途中、白い物質が見えてきて、ぱちぱち跳ねました。
水分がなくなると白い物質が残りました。
「これは何なんだろう?」
「塩!」「塩!」・・・みんなそう答えました。
「ほんとうに塩?」冷ましてから、その白い物体をなめてみました。
「ん?」・・・少し苦い」なかなかすばらしい答えが返ってきました。
海の水には食塩以外にも、さまざまな物質が入っているんだと実感できました。
「食塩以外に入っているその『苦いもの』は、にがりって呼びます。」
その、にがりを使うと豆腐を作ることを話しました。
「じゃあ、豆腐を作りましょう。」
☆ 海の水からにがりを取り出して豆腐をつくろう!
今回は、参加児童が3年生も多く、前もって海水を約10分の1にまで煮詰めたものを、各班分準備して置きました。その液が入ったビーカーの中の液体をろ過して固体と液体に分離しました。
  

 
ろ紙の上に残ったのは、塩です。ろ液の中にはにがりがたっぷりです。
ろ液をなめてみると・・・「辛くて、苦い!」うまくいきました。いよいよ豆乳ににがりを入れて豆腐つくりです。
豆乳を75℃ぐらいに温めて、そこににがりを入れます。

  

 豆腐が固まるまでの時間を使って、ろ紙の上に残った塩を使って実験です。先月の科学教室でも実施した、塩と洗濯のりでスーパーボールをつくりました。

  

 今回は海の水を使って、さまざまな実験を行いました。
身近な自然である「海」の水をテーマに化学的な視点でその存在や不思議さなどに興味関心を持つことを目指した内容でした。
このように、身近にあるものの中に含まれる化学物質に対して実験を通して、その不思議に触れることで、今後の理科の学習にもより深い興味・関心をもっていくことができるのではないかと感じました。