ろうそくの科学
 今から約150年前に、イギリスのファラデーという科学者科学者が、ろうそくについて子どもたちにむけて講演しています。
今回はその一部について、とりくんでみました。
○ろうそくの炎の観察
ろうそくの炎にも3つの部分の名前があります。
 外炎:外側のくらいところ<温度1400℃>
 内炎:明るいところ   <温度 500℃>

  炎心:うすく青いところ <温度 300℃>

 ニクロム線を差し入れると、
 外炎のところがまず赤くなります。

  今回は実験机の上に新聞紙を貼っています。

○ろうの変化と動き
アルミカップに入れたろうのかたまりに火をつけてみます。



でも、ろうはとけるだけで、燃えません。
   片方をふさいだガラス管に、ろうのかけらを入れて、
ガスバーナーで加熱します。

すると、ろうがとけ、ふっとうして蒸気となりました。
そしてろうの蒸気が、炎をあげてもえました。

ガスバーナーの強い火力なら、ろうは蒸気になって
もえることができます。
ろうそくの炎の中にガラス管を差し入れ、
出てきたろうの蒸気に、火をつけます。

上手にやると、ガラス管の口に小さな炎ができました。

ろうそくの炎は、ろうの蒸気がもえてできていることが
わかりました。

○ろうそくの芯のはたらき
ろうのかたまりに火をつけても、もえないのに、
ろうそくに火をつけたら、もえます。

ろうになくて、ろうそくにあるものは「芯」です。
いろいろなものを芯にしたろうそくをつくって、
もえるかどうか調べてみました。

用意したもの
 厚紙、アルミパイプ、木(つまようじ)、スチールウール、
 スポンジ、竹ひご、たこ糸
 ティッシュペーパー、銅線、銅線(細い線の束)、布

もえることができた芯のろうそく
厚紙 スチールウール たこ糸 ティッシュペーパー
もえることができなかった芯のろうそく
アルミパイプ 木(つまようじ) スポンジ 竹ひご 銅線 銅線(細い束)
ろうそくの芯は、とけた液体のろうを吸い上げて、蒸気に変わりやすくする。
糸のほかにも、液体のろうを吸い上げるはたらきができれば、芯として使える。

まとめ

ろうそくに火をつけると、
 @固体のろうが液体になる
 A液体のろうを芯が吸い上げる
 B吸い上げられたろうが蒸気に
   かわる
 C蒸気のろうが燃える
 D炎の内側から外側に広がるに
   つれて、激しくもえて、あつくなる

○色のついた炎
ステアリン酸とメタノールに、ホウ酸・塩化カリウム・塩化ストロンチウム・塩化ナトリウムを加えたものに火をつけてみます。

左からホウ酸・塩化カリウム・塩化ストロンチウム・塩化ナトリウム