ダンゴムシ 右!左!
ダンゴムシは身近な生き物です。でもよく観察するといろいろとおもしろいことがあります。
○ダンゴムシの観察
  ダンゴムシのすみか
ダンゴムシは落ち葉や枯れ木の下、石の下などによくいます。

実はカブトムシやムカデよりは、エビやカニにちかい生き物で、水気のないところ、乾燥しているところは苦手です。

ダンゴムシのオスとメス
 せなかに模様がなく、つやつやしているのがオスです。
 メスはせなかに黄色い斑点(はんてん)があります。

  こちらがメスですよ

ダンゴムシによくにたワラジムシ
 よくみると、ダンゴムシより平たい体をしていて、まるくなりません。
 歩くはやさはダンゴムシよりはやいです。
  
  どちらがダンゴムシかわかりますか?

ダンゴムシの飼い方
 ダンゴムシを飼うなら、土を入れ落ち葉や石をおきます。
 えさは落ち葉やにぼしなどがよいそうです。
 霧吹きで湿り気を与えておきます。

ダンゴムシの脱皮
ダンゴムシは脱皮(だっぴ)をして大きくなります。
このとき、まず体の前半分の殻を脱ぎ、しばらくしてうしろ半分を脱ぎます。

左の写真は参加者が見つけてくれたものです。

ほかにも足は左右で14本、触角があるなど、ルーペも使って観察しました。

○ダンゴムシの歩き方
ダンゴムシを歩かせ、その先に障害物をおくと、右か左に曲がります。
その曲がった先にまた障害物があるとき、ダンゴムシは右・左のどちらにまがるでしょうか?
みんなで手分けして、たくさん計ってみました。
1.ダンゴムシが歩いてくる 2.最初、左にまがった 3.次は右にまがった

このような実験を、1匹のダンゴムシについて何度もやってみます。
実験結果は次のとおりになりました。

最初左にまがって 
次は右にまがった

最初も次も     
左にまがった   

最初は右にまがって
次は左にまがった

最初も次も     
右にまがった   
計った回数
(参加者23人の合計)
159 14 180 23
最初にまがった向きと反対にまがるダンゴムシが多いようです。
ここでAとCが、さっきとちがう向きにまがるもの、BとDが同じ向きにまがるものですから、

 A+C=339・・・さっきとちがうむきにまがる 90.2%
 B+D=37・・・・さっきとおなじむきにまがる  9.8%

となりました。およそ10回のうち9回は、ダンゴムシはさっきとちがう向きにまがる性質があるようです。
ダンゴムシはどうしてこんな性質をもっているのだろう?
(それはダンゴムシにとって、どんな”いいこと”があるのかな?)
みんなで考えてみました。