右の目と左の目、両方で見ることで、ものが立体的に見え、遠い・近いもわかります。
このしくみを使って、平たい紙やスクリーンに映るものを、立体的に見てみましょう。
ものが立体的にみえるしくみ
@ 左の目と右の目は、6cmほどはなれてついています。だから左右の目はすこしちがう景色を見ていることになります。
A 左右の目で見たちがいは、頭(脳)では「近い」「遠い」と感じます。
近い・遠いは、ものが大きさをもち、立体的に見えるということでもあります。
B では(わざと)左と右の目にちがう景色を見せたら、脳は「立体的」と感じるでしょうか?
このようにものを立体的に見ることを「立体視」(りったいし)といいます。

○青赤メガネをつくってみよう
@

太い線にそって紙をきりとる。4つのまどをくりぬくのがむずかしかったら、細い線も切ってまどを切りとる

A

点線で折り目をつけておいたあと、赤と青のセロハンをのりではる。しわにならないように。

B メガネの内側にのりをぬってセロハンをはさむようにはる。

ひとりひとり青赤メガネを作って、プリンタアウトした30枚以上の立体視用画像を見ました。
どれも浮き上がって見えるのに、手でさわったら平面という不思議な感じを体験しました。

花の上にハチが浮かんでいる写真、でも手でさわってみると平たい紙です。
机を移動して、いろいろな立体画像を見ました。

○立体的にみえる書き方

@ 左目で見える線を青色でかき、右目で見える線を赤色でかきます。
A 左目用の赤いセロハンは、赤色でかかれた線は見えにくく、青色でかかれた線は黒く見えます。(紙が白いから)
右目用の青セロハンでは、青色は見えにくく、赤色は黒く見えます。
B

これにより、左目には左目用の黒い線、右目には右目用の黒い線が見え、脳で「立体的」に感じます。

すこしたいへんだったけど、ていねいに書けば立体視できる図になります。
お家に帰ってからでも、またやってみましょう。

○スクリーンでみる立体視

@ インターネットには、青赤メガネ(アナグリフ)用の画像がいっぱいあります。
「青赤めがね」「アナグリフ」などのキーワードで探してみよう。
A 2台のカメラと2台のプロジェクターで、赤い景色(左目用)と青い景色(右目用)を重ねてうつしだしてみると、どうなるでしょうか?
2台のビデオカメラに青・赤セロハンをはって並べます。 それぞれの景色を2台のプロジェクターから映してスクリーンにかさねます。
机に立てた洗濯のりのびんが、スクリーンでは前後に立体的に見えました。
長い時間見ていると目がつかれます。
休み休み見てください。
青赤メガネでせいぞろい!
スクリーンに映し出した赤と青の映像を青赤メガネでみると、自分の姿が机より手前に感じるなど、立体視ができました。