光の見え方
光が見えるということ、いろいろな色が見えるということ、あたりまえのように見ているけれど、実験や観察をとおして考えてみましょう。写真やテレビ、パソコンなど、いろいろな見え方・見せ方があることに気がつきます。
○テレビの画面を見てみよう
テレビやパソコンの画面を拡大して見るとどうなっているでしょう?
小さな色の光の集まりがいろいろな色をつくりだしているように見えます。

カラーテレビでいろいろな色を見ているように感じていても、
実際には の3色の光の強弱で映像をつくりだしています。

○虹の色は
虹を見たことを思い出してみましょう。
 ・雨のあと、太陽が照って、太陽とは反対側に見える。
  虹の円の中心と自分と太陽が一直線上にあります。
 ・外側から赤・橙・黄・緑・青・紺・紫に並んでいる。
  条件がよいと二重の虹が見えます。このときの色の並びは
  逆になっています。
 虹の色は太陽の白い光がもととなって、たくさんの色にわか
れてみえています。

○いろいろな色の光をつくる
グループにひとつずつ、発光ダイオードを使って実験しました。
 ・乾電池は2個、直列つなぎにする。
 ・白いコードをプラス極につなぐ
 ・プラス極に赤・緑・青のコードをつないで見えた光の色を観察する
マイナス極に
 赤のコードをつなぐ        
 緑のコードをつなぐ        
 青のコードをつなぐ        
見えた光の色
赤い光と緑の光を同時につけると黄色に見えました(E)。赤と青では紫色(F)、緑と青では水色(G)、全部つけると白く見えました。(H)
いろいろな色の光がまざると、色が違って見えて、たくさんまぜると白くなります。

○白い光からいろいろな光をよりわける
色の光をまぜることと反対に、いくつかの色によりわけることもできます。
 ・三角フラスコにレーザー光線をあてる
   ※レーザー光線を人の顔(目)にあてないこと
  空のフラスコでは、レーザー光線はまっすぐ進みます。
 ・三角フラスコに水を入れてみると、下の方に折れ曲がってしまいました。(これを光の屈折といいます。)
・ほかの色の光でも屈折がおこりますが、色によって曲がる向きがちがいます。これによって、色のまざりあった光をそれぞれの色によりわけることができます。
・ホログラムシート
 ホログラムシートは、光を簡単に分解するものです。
 簡単な観察道具をつくって蛍光灯やスポットライトの光を見てみよう。
シートをはさんでつくる 夜の建物を撮影 ホログラムシートで見ると
左は月を見たもの、右は外灯を見たもの。

月の光は太陽光線を反射していて、太陽の光にはとぎれめなくいろいろな色が含まれていることがわかります。

外灯は青、緑、黄色、赤などいくつかの光を発していることがわかりました。

○すべてはヒトの目のつくりから
・ヒトの目は光を受け止めて、目だまの奥の網膜(もうまく)で光を感じとります。
・網膜には光を感じる小さな細胞(さいぼう)がたくさんならんでいます。この細胞には赤い光を感じる細胞、緑の光を感じる細胞、青い光を感じる細胞と、明るさを感じる細胞の4種類あります。
だから、テレビなどが赤・緑・青の3色の光の組み合わせだけで、われわれにはいろいろな色に感じることができているのです。