キノコのひみつ
ふだんお店で売られているキノコがテーマです。キノコの栽培や自然界でのはたらきについて考えてみましょう。
今回は茨木市にあるホクト株式会社(大阪支店・茨木市別院町)から先生方に来ていただいて、キノコのお話しや料理実習の出前授業をお願いしました。
○キノコの生態について
   キノコはカビと同じなかまです。枯れ木や枯れ葉、動物のふんなどに「菌糸(きんし)」をはりめぐらせて栄養分を吸収し、ふたたび植物が利用できる土の養分をつくりだすリサイクルのはたらきをしています。
 日本には約4000種類のキノコがあるそうですが、そのうち食べられるのは300種類だそうです。(残りは毒キノコ!だから知らないキノコは口にしてはいけない。)
 キノコ栽培では、プラスチックのビンにトウモロコシの芯や米ぬか、ふすまなどを入れ、そこに菌糸を植えつけて、数十日育てると食べられるキノコ(子実体)ができます。何日かおきに栽培日数のちがうビンを見せてもらい、キノコの成長するようすがよくわかりました。

エリンギとブナシメジの成長のようす
←エリンギは右から左に       ブナシメジは左から右に→
右の写真は科学教室用に大きな鉢でつくってもらった巨大エリンギ!
培地の栄養が多い分、大きく育っています。
参加者も大きさにびっくりしながら、こわごわさわってみました。
(食べごたえがありました)

○ビン付きキノコのもぎとり体験
 参加者それぞれ、栽培用キノコのもぎとりをさせてもらいました。手でさわってキノコをビンからもぎとるのは、何とも言えない手ごたえがありました。
エリンギのねもとをもって、ビンからもぎとります。
 4種類のキノコをもぎとって、持ち帰り用に袋にいれます。お家でもキノコ料理をしてもらいましょう。

 ビンの中身は畑の土や牛の飼料などに再利用され、空ビンはまたキノコ栽培に使われて、むだなく利用されているのだそうです。

○キノコの料理実習
 エリンギとブナピーのチヂミづくりです。あらかじめホクトの方々がつくってくださったチヂミをまず試食。(おいしい!)そのあと参加者もつくらせてもらいました。
 焼きあがるまでの時間に、キノコのクイズをしてもらいました。
 キノコのチヂミを初めて食べる参加者もおり、キノコのおいしさにあらためて触れたようでした。
 今回はホクトの方々の提供で、キノコ料理の試食やたくさんのキノコなどの持ち帰りができ、参加者は大喜びでした。
食べるだけじゃなく、キノコの果たす自然界での役割、食材としてのキノコ、キノコの栽培から流通、環境問題など、いろいろな学習の機会になりました。