いろいろな電池
身近なものを使って電池をつくりましょう。燃料電池についても紹介します。
○電池のしくみ
電池は「金属をとかす液体」「とける金属」「とけない物質」から電流をとりだすものです。乾電池のなかみも、基本的にはこうなっています。身近なものを使って、いろいろな電池をつくってみましょう。

○くだもの電池をつくってみよう
みかんなど、くだものに銅板とアルミ版をさしこんで、電子オルゴールが鳴るかどうかためしてみよう。

参加者がもってきたさまざまなくだもの
 リンゴ、バナナ、グレープフルーツ、レモン、みかん、かき、キウイ、ぶどう、すだちなど、いろいろなくだものでためしました。
アルミ板ではあまり鳴らないものあったけど、マグネシウム・リボンに代えると鳴りました。

○99円電池をつくってみよう
@ 10円玉と1円玉の間に食塩水にひたした紙(キッチンペーパー)をはさむ。
これで11円電池のできあがり。オルゴールは鳴るかな?
 
A 10円玉、紙、1円玉の組み合わせをふやして、オルゴールが鳴るかどうかしらべよう。
何円分でオルゴールはちゃんと鳴るかな?
 
22円や33円でオルゴールからブツブツ聞こえ、66円くらいで曲になってきました。99円あればちゃんと聞こえます。
33円分でなにやら音か聞こえてきました。 99円使うとしっかり鳴っています。

○木炭電池でラジオを聞こう
@ 木炭のまわりに食塩水でぬらしたキッチンペーパーをまきつける。 A アルミホイルをキッチンペーパーの上にまきつける。このときアルミホイルが木炭にふれていないこと B 木炭とアルミホイルに電線をとりつけて、オルゴールにつないでみよう。
C みんなの電池をつないで、ラジオが鳴るかためしてみよう。
木炭電池はしっかりと、長持ちしてオルゴールが鳴りました。
みんなの作った木炭電池を直列につないで、ラジカセの電極につなぐと、ラジオの放送がしっかりと聞こえました。

○これが燃料電池だ
水素と酸素をもとに電気をおこす装置が燃料電池です。水素のエネルギーを上手に電気に変えるもので、すでに家庭用の燃料電池が使われ始めているし、今の小学生が運転免許を取るころには、燃料電池をつんだ自動車も登場しているかもしれません。
水素と酸素を燃料電池に与えると、電流が流れモーターがまわります。
注射器に水素と酸素がはいています。 水素や酸素を燃料電池に与えると、電流が流れてプロペラがまわります。
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○燃料電池もつくってみよう
食塩水とシャープペンシルの芯で、かんたんに実験してみよう。
@ シャープペンシルの芯の電極を食塩水に入れて、電流を流すと、−極から水素、+極から酸素の泡がでます。
A 電池をはずし、オルゴールをつないでみると、曲が聞こえてきました。水素と酸素の泡から“燃料電池”によってできた電流で鳴っているのです。

オルゴールの元気がなくなってくると、また電池をつないで泡をつくれば復活しました。

今回はどの実験も1人ずつできるよう、材料や器具を人数分準備しておきました。実のまわりの素材で簡単に電池ができること、これからの燃料電池のことなど、楽しみながら理解してもらえたと思います。