子どもと保護者の科学教室
恐竜時代の調べ方
<午前の部>
 今では恐竜のことがいろいろと研究され、大昔の恐竜時代のようすがわかってきました。どのようにして恐竜のことがわかってきたのか、いくつかの実験や観察をまじえて考えてみましょう。
1.自己紹介とイチオシの恐竜紹介!
まず最初に学校名や名前、好きな恐竜の好きなところなど、各自が書いてきた恐竜の絵をスクリーンに映しながら、自己紹介をしてもらいました。みんないろいろな恐竜を紹介してくれました。

<写真をクリックすると、参加者の描いた恐竜たちのギャラリーへ>

2.恐竜の手がかりは?
 むかし恐竜時代があった(恐竜がいた)ことは、どのようにしてわかってきたのでしょうか?「化石」「足あと」などが出されました。化石は大昔の生き物を知る大きな手がかりです。化石のできかたから確認した後、いくつかの作業を通して、化石から恐竜のようすを知る疑似体験を行いました。
○化石のクリーニング体験
石こう製の化石にさらに石こうをかぶせたものを配りました。
これをドライバーやカッターで注意深く削ったりはがすことで、化石のクリーニングを疑似体験します。
うっかりすると砕けたり、削りすぎてしまうこともありますが、苦労して化石が姿をあらわすとうれしいものです。

研究機関や博物館でも実際に展示できる状態になるまで、地道なクリーニング作業が行われています。

○足あと化石から歩行速度を知る
恐竜の足あとの大きさや歩幅の計測値からいくつかの数式を駆使すると、そのときの歩行速度が算出できます。科学実験室横のろうかに紙製の足あと化石を歩行速度別に貼りつけ、歩幅をあわせて実際に歩いてみました。
速度があがると“飛ぶ”ように走らないとついていけないので、歩幅と速度の関係が身をもってわかったと思います。

○恐竜の組み立て
 ペーパークラフトを大判印刷して、参加者20組にパーツを配り、協力して組みたててもらいました。
パーツだけだといったいどの部分なのかわかりにくいものですが、実際に恐竜の骨の化石を手にとっても、設計図があるわけではありません。既知の動物の骨格を参考に組み上げていく過程を疑似体験してもらいました。
ティラノサウルス スーパーサウルス

<午後の部>
 このような恐竜の研究からわかってきたことをもとに、恐竜の生き生きとした姿を映像に再現し、わかりやすく伝えるテレビ番組も数多くつくられています。テレビ局の方をお招きし、映像を見ながら恐竜時代についてのお話を伺ったりクイズに挑戦してみました。
3.もしも恐竜が生きていたら
講師のディスカバリー・ジャパン・アニマル・プラネット・ジャパン コンテンツ&マーケティング本部 ブランドマーケティング室
  室長 岡崎 正哲 氏
この2学期から、茨木市立小学校ではデジタル放送を、各教室の大型テレビで視聴することができるよう工事を進めています。このとき専門チャンネル“ディスカバリーチャンネル”や“アニマルプラネット”も見ることができるようになり、その紹介や活用のため、今回の科学教室にもご協力いただくことになりました。
「もしも恐竜が生きていたら」という番組をハイビジョンで視聴させてもらい、映像の途中には質疑応答やワークシート記入を交え、理解を助けました。
VFXを駆使した恐竜の映像は迫力があり、恐竜についての新しい学説や解釈についてもわかりやすく伝えられており、楽しい時間でした。