ものが燃えるとき
紙やろうそく、ほかいろいろなものを燃やしてみて、「ものが燃える」とはどんなことなのか考えてみましょう。
○紙が燃えたら
 紙が燃えた後、重さはどうなるだろう?てんびんにつるした紙を燃やすと、燃えながら軽くなっていきました。
 これは紙が燃えるとき、空気中に出ていくものがあって軽くなっているものと考えてみましょう。
◇ろうそくを集気びんの中で燃やしてみよう

 びんにふたをしたら、ろうそくの火が消えます。火が消えたびんの内側がくもりました。これは小さな水滴ができたからです。
 また石灰水を入れてふたをして、よくふってみると白くにごりました。これは二酸化炭素ができたからです。
紙やろうそくが燃えるとき、水と二酸化炭素がつくりだされます。これらが紙やろうそくから空気中に出ていくので、燃えると軽くなったのです。

○鉄を燃やすと?
 スチールウールは細い鉄の糸でできています。これを2つにわけて、針金でやじろべえをつくります。片方のスチールウールに火をつけ、ストローで強く息を吹きつけると、スチールウールが赤く光って燃えました。
じゅうぶん冷えてから重さをくらべると、燃える前のスチールウールより、燃えたあとのほうが重くなっていました。
鉄が燃えるとき、鉄と酸素が結びついて「酸化鉄」ができます。ストローで息を吹きつけたのは、酸素をたくさん送りこむためです。結びついた酸素の重さだけ、もとより重くなったのです。

○ものが燃えるとは
ものが燃えたらいつでも二酸化炭素ができるのだろうか?また、ものが燃えるのに必要なものはなんだろう?
スチールウール(鉄)をもやしてもできません。
ものがもえるには酸素が必要です。
酸素を加えるとものはさかんに燃えることができます。
◇花火が燃えるのは・・・
 花火に火をつけ、水の中にいれても消えずに燃え続けました。
 酸素がないのになぜ?!
 
 これは花火の火薬の中に酸素をつくりだす物質が入っているからです。宇宙ロケットも燃料とたくさんの酸素を積んでいるので、酸素のない宇宙空間でも航行できるのです。

○炎のいろいろ
 いろいろな物質をステアリン酸とアルコールに混ぜ、加熱したものをアルミカップに入れ、冷やし固めている。リチウム、ナトリウム、カリウム、カルシウム、ストロンチウム、バリウム、鉄、銅の8種類について、ひとつずつ火をつけ炎の色を見てみよう。
リチウム ナトリウム カリウム カルシウム
ストロンチウム バリウム
 赤、オレンジ、緑といろいろな色の炎ができて、歓声があがりました。花火の中にもさまざまな物質が使われて、美しい色が楽しめるように工夫されています。 

  
 最後にクリエイトセンターの表へ出て、花火が水中でも燃えるかどうか実験しました。火をつけた花火をビーカーの水に入れても、消えずに燃え続けることが確かめられました。
今回も午前と午後の部を開催し、大勢の参加がありました。理科の実験室や器具で、火を使う実験が安全にでき、燃焼についての基本的な理解が得られたことと思います。前日からの大雨もあがり、花火の実験を屋外で行うこともできてよかったです。