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全国学力・学習状況調査分析結果


令和5年度5月に6年生が実施した調査の分析結果をまとめています。

R5茨木小学校 全国学力・学習状況調査分析結果.pdf
 

茨木市内の小・中学校のみなさんが利用できるドリル教材です。ご家庭のPC・タブレット端末から利用できます。
※個人IDとパスワードは配布済みです。

 

カウンタ

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給食メニュー ~日本の味めぐり~ 

給食メニュー
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2022/03/14

日本の味めぐり~【北海道編】

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日本の味めぐり~【北海道編】

 

 どさんこ汁

 

 どさんこ汁は、北海道の豊かな自然と広い大地でとれる食べ物を取り入れた北海道の郷土料理です。

 給食では、豚肉、じゃがいも、玉ねぎ、もやし、にんじん、とうもろこしが入っています。

 煮干しでだしをとり、みそで味付けをして、最後にバターを入れます。

 みそとバターで身体がポカポカと温まります。

 


 北海道  

 北海道は四方を太平洋、日本海、オホーツク海に囲まれ、雄大かつ変化に富む山岳、広大な湿原、美しい景観の天然湖沼などにより形成されています。
気候は冷涼低湿で、梅雨や台風の影響をあまり受けません。
日本では北端に当たりますが、世界ではアメリカ、ヨーロッパの主要都市とほぼ同位置にあります。

 

 日本列島は、本州、四国、九州、北海道、沖縄の5つの主島と6,847の島からなっています。その中で、北海道は、日本列島の最北(北緯4121分~4533分)に位置し、シカゴ、モントリオール、ローマ、バルセロナなど世界の主要都市とほぼ同緯度にあり、北海道本島と508の島で構成されています。
 面積は83,424km2202011日現在)で国土の約22.1%を占めています。都道府県の中では最も広く、東京都の39.6倍、オーストリア1国の面積に匹敵します。山地は全体のほぼ半分を占めますが、全国と比較すると山地や傾斜地が少なく、なだらかな土地が多いのが特徴です。中標津町にある開陽台(標高270m)からは、視野330度の地平線を展望することができます。

 

 北海道のほぼ中央部を北から南へ、天塩山地、北見山地、石狩山地、日高山脈が走っています。最高峰の旭岳(2,291m)を中心とする大雪山系は「北海道の屋根」と呼ばれています。道内各地には、石狩平野をはじめ、十勝平野、天塩平野、名寄盆地、上川盆地、富良野盆地などの平地が広がっています。また、釧路湿原やサロベツ原野など、日本を代表する湿原もあります。
 河川の数は、14,827で、道が実施している常時監視結果においては概ね良好な水質を維持しています。環境省がまとめる全国の水質測定結果(BOD)ランキングにおいても、これまで多数の水域が上位に選出されています。
 千島火山帯と那須火山帯に属しているため、多くの美しいカルデラ湖があり、観光名所となっています。日本一大きいカルデラ湖「屈斜路湖」、透明度の高い「摩周湖」、マリモが生育している「阿寒湖」などが有名です。
 北海道の周囲は、対馬海流とリマン海流、日本海流と千島海流がそれぞれ交差しているため、世界有数の漁場となっています。冷涼な気象条件に対応した欧米の近代農業技術の積極的な導入や土地改良などの努力を続け、これを克服し、国内最大の食料供給地域として発展。現在、小豆やじゃがいも、小麦など多くの品目が全国トップレベルの生産量をあげている。「ジンギスカン」「石狩鍋」「ザンギ」など全国的に知られている郷土料理も少なくありません。

 

<道央地域>
札幌から各地に広がった、ピンク色の赤飯

 

北海道の中央部から日本海に流れ込む石狩川水系に沿った石狩平野を中心に、稲作の中核地帯が形成される道央地域。札幌市近郊や空知(そらち)南部では、道外向けを中心とした野菜の生産が盛んなほか、日高の軽種馬(けいしゅば)、胆振の肉用牛など地域の特色を生かした農畜産業がおこなわれている。この地域のハレの日に欠かせない飯料理といえば「赤飯」。他の地域では、もち米と小豆を混ぜてつくられるこの行事食は、北海道で独自の進化を遂げた。使われるのは、小豆ではなく甘納豆。邪気を払うとされる「赤飯」の赤色は、食紅で色を出す。さらに、仕上げに紅しょうががそえられる。

 

<道北地域>
日本一の毛ガニの町に伝わる、てっぽう汁

 

北海道の北端に位置し、日本海とオホーツク海に挟まれた道北地域。地域内の旭川や富良野は、国内外から多くの人が訪れる観光地である。稚内市(わっかないし)にある宗谷岬の突端には、「日本最北端の地の碑」が建つ。晴れた日は、ロシアのサハリン島を見ることができるオホーツク海に面した枝幸町(えさしちょう)は、毛ガニの一大産地。町は″日本一の毛ガニの町″を標榜する。枝幸町をはじめ道北地域で食べられているのが「てっぽう汁」。カニの入った味噌汁で、カニの足を箸でつつく様子が鉄砲の弾込めに似ていることから、その名が付いたという。汁の中には、ぶつ切りのカニがたっぷり。漁師町の多いこのエリアならではの趣ある一杯です。

 

<道南地域>
北前船の寄港地として栄えた松前発祥の珍味

 

比較的冬季の積雪が少ないため、道内において1年の農作物の生産開始がとくに早い道南地域。南北に長い地域のため、栽培される農作物も多様性に富んでいる。ブランド米「ふっくりんこ」から、ねぎやニラ、アスパラガスなどの野菜、じゃがいもや豆などの農作物などいずれも高い生産量をあげている。

 

 慶長9年(1604年)、この地に松前藩が成立。現在の松前町周辺には、国内最北端にして道内唯一の城下町が置かれた。江戸時代は、大阪に向けて物資を運ぶ「北前船」の数少ない寄港地になっており、二基の波止場からなる「福山波止場」には和船、汽船など大小様々な船が停泊。波止場の一部は今も現存し、文化庁から「日本遺産」に認定された。

安政6年(1859年)、渡島半島南端に函館港が開港。横浜・長崎と並ぶ国内初の外国貿易港で、道南地域は北海道の海の玄関口として大いに栄えた。本州と北海道を結ぶ青函トンネルが開通してからは、陸の玄関口という一面も。

松前町を発祥とし、道南各地で継承されてきたのが「松前漬」だ。地元でとれたイカ、昆布を醤油で漬けこんだ保存食。藩政時代は、これに数の子を加え、塩漬けにして食べられていたが、長い年月をかけて現在の食べ方が主流になっていった。昆布とイカの旨味が見事に調和したこの珍味は、ごはんのおかずにも酒の肴にも好相性。古くから、漁師町の食卓に欠かせない一品になっている。

 

<道東地域>
十勝開拓者たちの命をつないだ豚肉食文化

 

道東地域は、釧路市、帯広市、北見市といった都市部が広い範囲にわたって点在。エリア内では、世界自然遺産に登録された「知床」をはじめ、国内最大の湿原がある「釧路湿原国立公園」や摩周湖、阿寒湖、屈斜路湖(くっしゃろこ)を擁する「阿寒摩周国立公園」など北海道らしい雄大な自然を堪能できる。

 

帯広市を中心に、1162村で構成されている十勝地方は、畑作や酪農を中心とした大規模農業を展開しており、およそ25haの耕地面積を有している。その広さは、北海道の耕地面積の約2割に相当。食料自給率はなんと1240%。人口に換算すると約418万人分の食料をまかなっていることになる

 

 

十勝の名物といえば「豚丼」である。その歴史は古く、北海開拓時代にまでさかのぼる。開拓者集団「晩成社」を率いた依田勉三は、十勝開墾にあたり、食料用の豚を飼育しはじめる。豚4頭から始まった養豚は着実に規模を拡大していき、それにともなって豚肉料理も浸透。大正時代、庶民が口にする機会は少なかったものの、豚肉料理は一般にも普及する。

豚丼が登場するのは昭和初期から。帯広市のとある大衆食堂が「十勝らしいメニューを」と販売したところ、たちまち人気メニューに。やがて、地域一帯の名物として定着。タレをからめてしっかり焼いた豚肉を丼飯に盛り付けるのが十勝流。開拓時代に思いを馳せて、豪快にほおばりたい

 

 

北海道は、その歴史的背景から、「松前漬」のように長きにわたり郷土に根づく料理と、「赤飯」や「豚丼」のような近代化とともに生まれた郷土料理が共存する食文化が築かれた。蝦夷地から北海道となって150余年、北海道の郷土料理はまだまだ進化する可能性を秘めている。

  

 

  

参考資料:北海道ホームページ 【北海道の概要】

      農林水産省 うちの郷土料理 【北海道地方北海道】

 


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2022/03/03

日本の味めぐり~【特別編】

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日本の味めぐり~【特別編】

 

 ひなまつり
      ・ちらしずし
   ・ぎゅうにゅう
   ・しろみざかなのホイルむし
   ・なのはなのすましじる
   ・ひなあられ








 

 「ひなまつり」は桃の花が咲く時期であることから、「桃の節句」とも呼ばれています。

 はじめは年齢や性別に関係なく、健康を祈り、災いや災難をはらうことが目的とされた行事でしたが、のちに子どもの幸福や健やかな成長を願う行事になりました。

 

なぜ3月3日なのか

 そもそも古代中国の陰陽道では、1・3・5・7・9の奇数が重なる日に、お供えやお祓いをする風習がありました。

 3月3日の上巳(じょうし)、5月5日の端午、7月7日の七夕などがそれです。

 日本では平安時代に年中行事になり、江戸時代には少し変化して「五節句」という幕府公式の祝祭日になりました。

 わりと大事な祭日で、賑やかなお祭りの雰囲気だったそうです。

 節句にはもともと男女の区別はありませんが、菖蒲を「尚武」にかける端午の節句に対し、上巳の節句は優雅な女の子のお祭りとして楽しまれるようになりました。

 

お公家風のひな人形はどこから?

 節句とは別に、「日本の公家には「ひいな(ひな)遊び」という幼い女の子の遊びがありました。

 この言葉は源氏物語などにもちょくちょく出てきます。簡単に言えば人形を使ったおままごとです。

 江戸時代には公家の女性が、権勢を誇る武家にお嫁に行くことがしばしばあり、嫁入り道具としてひな人形が武家社会に持ち込まれました。

 公家風のみやびな香りを漂わせるひいな遊びは、武家や裕福な町人の間で流行。だんだんと上巳の節句と結びついて、ひな人形を楽しむ習慣が生まれたようです。

 八代将軍徳川吉宗のころには、バブルのような経済を背景に、豪華絢爛で大型のものが流行ったそうです。
 

桃の花の意味は?

 旧暦の3月3日といえば、現在の3月上旬から4月中旬。

 ちょうど桃の花が咲く春らんまんの季節なので、上巳の節句は「桃の節句」とも呼ばれています。

 桃の木は、中国では病魔や厄災をよせつけない不老長寿の仙木とされ、節分にも桃の木の弓で鬼を追い払う儀式があったほど。桃はとても縁起のいい植物なのです。

 

ひな人形の種類

 ひな人形には京都で作られる「京雛」と、関東で作られる「関東雛」があります。

【京雛(きょうびな)】
・左側(向かって右)に男雛、右側に女雛が座っている
・目が細めのおっとりした目鼻立ち

【関東雛(かんとうびな)】
・右側(向かって左)に男雛、左側に女雛が座っている
・はっきりめの目鼻立ち

 

 かつて宮廷では左側が位が高いとされたので(左大臣の方が右大臣より位が高いなど)、京雛では「みかど」が左、「お妃さま」が右の座り方になっています。

 関東雛は現代の国際基準に合わせて「右上位」の座り方です。右上位が浸透したのは、大正時代以降だそうです

 もちろん現代ではどちらも手に入りますので、好みで選ぶといいでしょう。また、並び方も自由にできるものがほとんどです。

 

 

ひなまつりでの食べ物

 

 ハマグリのお吸い物

 ハマグリの貝殻はもともと対だったものだけがぴったり合い、貝合わせなどの遊びで使われたことから、一生添い遂げる仲の良い夫婦にちなんでいます。

 ハマグリの旬は2~4月ごろ。ちょうどひな祭りの時期ですね。

 

 ひし餅

 植物のヒシ(菱)は、水面に拡がって繁ることから、ヒシ形は成長や繁栄のシンボルとして古くから親しまれてきました。

 桃の節句のひし餅には、女の子の健やかな成長と豊かな人生への願いが託されています。

 

 ひなあられ

 先ほどのひし餅を、外でも食べやすくするために砕いて焼いたのが「ひなあられ」の発祥とも言われています。

 また、関東地方ではお米の形のままの「ポン菓子」も一般的です。

 

 ちらし寿司

 かつてにお祝いごとに提供されていた「なれ寿司」が、だんだん「ばら寿司」へと変化していき、彩りの良い「ちらし寿司」が好まれるようになったようです。

・エビ:腰が曲がるまで長生きできるように
・レンコン:遠くまで見通せるように
・豆:健康でマメに働けるように
色とりどりの具材にはこんな願いが込められています




参考資料:じゃらんニュース

https://www.jalan.net/news/article/415742/

 

 一般社団法人日本人形協会

https://www.ningyo-kyokai.or.jp/




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2022/02/24

日本の味めぐり~【山口県編】

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日本の味めぐり~【山口県編】

 

 「けんちょう」

 

三方を海に囲まれた本州最西端の山口県は、海の幸に恵まれています。また、変化に富んだ地形や多様な自然にも恵まれているため、いろいろな野菜や果物が栽培されています。

「けんちょう」は冬場においしくなる大根を使った山口県で有名な郷土料理です。「けんちょう煮」や「けんちょう炊き」とも呼ばれています。もともとはお寺などで食べられる精進料理でしたが、一般の家庭でも作られるようになりました。大根や豆腐を炒めてしょうゆや酒で味付けしたシンプルなものから、にんじんやしいたけ、こんにゃく、鶏肉などを入れた具だくさんのものまで家庭によって、具材や作り方、味付けなどがさまざまです。


  山口県  

 山口県で他に有名な郷土料理といえば、下関で多く水揚げされるフグをつかった「ふく恋盛り」や周防大島の温州ミカンと瀬戸内海の魚介を使った「みかん鍋」など山の幸や海の幸を使った美味しい料理があります。

 

 山口県には食べ物だけでなく、維新志士が多くうまれた「萩」や、日本最大級のカルスト台地の「秋吉台・秋芳洞」、角島大橋が有名な「角島」、岩国市にある日本三名橋とひとつといわれる「錦帯橋」、今年の大河ドラマでも再注目の源平合戦最終の地「壇ノ浦古戦場跡」など観光スポットが県内のあちこちにあります。

 

 茨木市から山口県へは約3時間半という距離にありますので、 皆さんも一度は訪れてみてはいかがでしょうか?






参考資料 山口県公式ホームページ
     山口県観光サイト
     山口県美祢市 秋吉台国定公園 公式ホームページ
     岩国市公式観光Webサイト

13:37 | 投票する | 投票数(0) | コメント(0)
2022/01/20

日本の味めぐり~【青森県編】

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日本の味めぐり~【青森県編】

 

けの汁

 

 けの汁は、津軽地方に伝わる郷土料理です。

 米が貴重だった昔、大根・にんじん・ごぼうなどの野菜や油揚げ、高豆腐などを米に見立て細かく刻んで食べたのが始まりです。

 けの汁は「粥の汁(かゆのしる)」が訛って「けのじる」となったとされています。無病息災を願い、小正月(1月15日ころ)に食べます。

 また、栄養たっぷりの保存食としても重宝されています。

      

 

 
  青森県について
  青森県は人口が約130万人。東北地方では、宮城県、福島県に次ぐ人口規模です。

 面積は約9,600㎢で全国8位の規模を誇っています。

 青森県は、北緯40度12分から同41度33分、東経139度30分から同141度41分の間の本州最北にあり、ニューヨーク、北京、ローマ、マドリードとほぼ同緯度に位置しています。

 青森県の気候は、三方が海に囲まれ、県の中央部に位置する奥羽山脈が県内を二分しているなど、海域や地形が複雑なことから、同じ県内でも、地域によって気候が大きく異なります。

 中でも、冬季における津軽地方の大雪と、夏季における太平洋側を中心とした偏東風(ヤマセ)が代表的な違いとなっています。

 冬は、冷たく湿った空気が奥羽山脈にぶつかり津軽地方に雪を降らせる一方、太平洋側は、奥羽山脈が障壁となって乾燥した晴天の日が多いのが特徴です。

 夏は、冷たく湿った偏東風(ヤマセ)のため、太平洋側で低温・多湿の日が多くなります。

 季節の移り変わりがはっきりしているので、季節季節の美しい自然を味わうことが出来ます。

  2019年の年間での最高気温は35.5℃、最低気温は-8.3℃(青森市)

 夏は大阪とあまり変わらない程度の暑さですが、冬は比べものにならないくらい寒いです。

 

 青森の郷土料理は『けの汁』のほかに以下のようなものがあります。

 
『鱈のじゃっぱ汁』
 
 青森の冬を代表する魚・たらを“じゃっぱ(アラ)”まで使い、大根やにんじんと一緒に煮込み、味噌や塩で味付けした青森の代表的な郷土料理。栄養価が高く、寒い冬に心身ともに温まる津軽の正月料理に欠かせない料理です。昔は、大きな鱈を一匹まるごと買い、年越し料理の一切を調えました。

 

『いちご煮』
 

 ウニとアワビを使い潮汁に仕立てたお吸い物で、青森県の最南東に位置する階上町の郷土料理。

 昔は、階上町の漁家では日常的に食べられていましたが、現在ではハレの日や祝いの席で食べられます。乳白色のスープに沈むウニの姿が、朝霧の中にかすむ野いちごのように見えることからこの名が付けらえたといわれています。

 

『ひっつみ』
 

 鶏肉、野菜、山菜などの具をたっぷり入れただし汁に小麦粉をこねたものをちぎって入れ煮込んで食べる料理。

 地域によっては、貝に蟹を入れたり、生地に長いもを入れるなど、バリエーションが豊富です。かぼちゃや小豆汁で甘口に仕立て、おやつとして食べることもあります。昔は、米がとれないときの代用食として食べられていました。

 

『ホタテ貝焼き味噌』
 

 大きなホタテの貝殻を鍋代わりにして、だし汁にみそと卵を溶いて煮込む郷土料理。

 地域によっては、白身魚やホタテも入れます。津軽では“貝焼(かいや)き味噌”、下北では“みそ貝焼き(かやき)”とも呼ばれています。

 昔は、卵が貴重品であったことから、産後や病後などに栄養をつけるために作る特別なものでした。

 

『八戸せんべい汁』
 

 鶏肉や野菜、きのこなどの具をたっぷり入れただし汁に、南部せんべいを割り入れて煮込んで食べる八戸地方の料理。せんべいは汁専用に作られたもので、煮込むと独特の食感があります。昔は、村の青年たちの集まりや山仕事の時に作って食べた野外料理でしたが、平成18年、ご当地グルメの火付け役となり、飲食店で提供されることも増えました。

 
 青森県の郷土料理は、海の食材を使った食べ物が多いですね。
 青森県は、ホタテガイの養殖が盛んであったり、下北半島の最北端の大間町はマグロで有名だったりと、たくさんの海産物があります。茨木小学校から青森へ飛行機と電車を乗り継いで6時間強はかかりますが、是非一度は訪れて本場の青森の郷土料理を堪能したいですね。




参考資料:青森県ホームページ「私たちの青森県」
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2022/01/17

日本の味めぐり~【特別編】

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日本の味めぐり~【特別編】

 

 震災献立

 おにぎり

 牛乳

 豚汁

 乾パン

 みかん

 

 1995年1月17日に「阪神・淡路大震災」が起きました。

 また、最近では2018年6月18日に「大阪府北部を震源とする地震」が起きました。

 大きな地震が起きたときはガスや水道などのライフラインが止まり、ふだんどおりの生活をすることができなくなります。

 実際に、大阪府北部を震源とする地震が起きたときは袋に入ったパンやデザート、救給カレーなどの非常食を給食で食べました。

 地震はいつ起きるかわかりません。

先日もトンガ沖の海底火山が噴火した影響により、8000㎞も離れた日本列島沿岸へも津波が1m~3m到来しました。地震はいつ起きるか分かりません。今までの大きな地震の話や大阪府北部を震源とする地震の体験をもとに、防災について改めて考えてみましょう。

 


18:46 | 投票する | 投票数(0) | コメント(0)
2021/12/22

日本の味めぐり【特別編】

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 ~日本の味めぐり~【特別編】

 

 お楽しみメニュー

うずまきパン

牛乳

鶏肉のからあげ
  白菜のスープ煮
  デザート(チョコクレープ or みかんゼリー)



 本日の給食はお楽しみ献立でした
 普段の食パンやコッペパンではなく、少し豪華なうずまきパンと
 みんなが大好きな鶏肉のからあげ
 白菜や人参、玉ねぎなど彩り豊かで、栄養豊富な白菜のスープ煮
 デザートはこちらも大人気のチョコクレープでした。
 アレルギー等でクレープが食べれない人にはみかんゼリーが替わりのメニュー

 みんなが楽しみにしていた本日のメニュー
 各クラスが完食しました


 今年1年、新型コロナウィルス感染症の対応など
 たくさんの配慮をしていただきながら
 真夏の暑い日も真冬の寒い時もいつも美味しい給食を作ってくれた調理員さん
  
 いつもみんなが安全に安心して給食が食べれるような環境の整備や
 みんなのために栄養バランスのとれた献立を考えてくれた栄養士の先生
  
 いつも美味しい給食をありがとうございます
 ごちそうさまでした

 また来年も美味しい給食を食べれることを楽しみにしています


14:50 | 投票する | 投票数(0) | コメント(0)
2021/12/21

日本の味めぐり~【特別編】

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~日本の味めぐり~【特別編】

 

 冬至メニュー

 菜めし

 牛乳

 かぼちゃのそぼろ煮

 大根のみそ汁

冬至

 冬至とは、1年で1番、太陽が出ている時間が短く、夜が長い日です。冬至の日にはゆず湯に入ったり、かぼちゃを食べる習慣があります。

 かぼちゃはビタミンAやカロテンが豊富にふくまれ、風邪などの予防に効果的です。夏から秋にかけて収穫されますが、風通しのよい涼しい場所で2~3か月保存することができることから、新鮮な野菜が少なくなる冬の時期にかぼちゃを食べて栄養をとるという昔の人の知恵です。また、冬至に「ん」のつく食べものを食べると「運」が呼び込めるといわれています。

 今年の冬至は22日ですが、給食は21日を冬至献立としています。この日の給食では「な(かぼちゃ)」「だいこ」「に」を使っています。

 

 

 冬至の習慣

ゆず湯

冬至にゆず湯に入るのは、運を呼び込む前に清めるという意味があります。

冬が旬の柚子は香りも強く、強い香りには邪気がおこらないという考えがありました。また、柚子は実るまでに長い年月がかかるので、長年の苦労が実りますようにとの願いも込められています。

ゆず湯には血行を促進して冷え性を緩和したり、体を温めて風邪を予防する効果があります。さらに果皮に含まれるクエン酸やビタミンCによる美肌効果、芳香によるリラックス効果もあり、元気に冬を越すために大いに役立ちます。

 

 参考資料 

“JA 山梨県厚生連健康管理センター 健康応援サイト『こころ×カラダ つなげる、やさしさ』”

https://www.y-koseiren.jp/health_support/special/2018/11/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AE%E4%BC%9D%E7%B5%B1%E3%80%8C%E5%86%AC%E8%87%B3%E3%80%8D%E3%81%AE%E7%BF%92%E6%85%A3%E3%81%A7%E9%81%8B%E3%82%92%E3%81%A4%E3%81%91%E3%82%88%E3%81%86%EF%BC%81.html

 

 

 

 世界の冬至

 冬至の日に南瓜や冬至粥を食べたり、ゆず湯に入ったりする習慣が日本にあるように

海外でも冬至の日にいろいろな習慣があります。

 

【中華人民共和国】

  二十四節気発祥の地は中国。中国では「冬至節」と呼ばれる。「冬至大如年(冬至は春節のような大きな行事)」として、重宝されています。家族で餃子を食べたり、「冬至団」という「湯円(白玉粉で作られた丸い団子のスイーツ)」を楽しんだりする風習があります。江蘇省や浙江省などでは、「冬至は新年のごとし」といわれ、少なくとも2日間は祝います。いずれにしても、冬至は重要な節気として捉えられています。

 

 【大韓民国】

 冬至に小豆粥を食べる習慣は韓国にもあります。お砂糖を入れて食べることの多い「パッチュク(小豆粥)」は、もち米でつくったお団子を入れます。韓国では日本のように小豆粥を食べる習慣があります。

 

 【北欧】

 北欧では「ユール(Yule)」という祭りを行います。

 ユールはキリスト教が伝来する以前から続くゲルマン人による古代北欧の祝祭でした。もともとは豊穣祭としての意味合いがあり、古代北欧における代表的な豊穣神である「フレイ」や死の神「オーディン」などにオスのブタを生贄として捧げた後に食べ、ビールを飲むなどの宴を催しています。

 日本より緯度が高い北欧では夜の時間が長く、ユールの時期には、日中では太陽が昇らない「極夜」の現象が起こります。その期間、「ユール・ログ」といわれる木の幹を燃やし、太陽の復活を祝う儀式を行います。一説によると、のちにこれがキリスト教文化と結びつき、また西欧に渡って受け入れられたのが、チョコレートケーキ「ブッシュ・ド・ノエル」と言われています。木の幹を模したブッシュ・ド・ノエルは、クリスマスケーキとして今では親しまれています。

 

 【ブラジル】

 北半球の日本で夏至を迎えるころに、南半球のブラジルでは冬至を迎えます。

 ブラジルでは、冬至の時期を「フェスタジュニーナ」としてお祝いするのが一般的です。冬至祭だけでなく収穫祭や感謝祭としても祝われるため、ブラジル全土で盛大なイベントが開かれています。

 フェスタジュニーナは田舎の暮らしをお祝いするイベントでもあるため、麦わら帽子やひげ面姿、ドレス姿などの田舎の暮らしをイメージした服装で踊ります。フェスタジュニーナでは、冬至の時期に収穫されるトウモロコシを使った料理が定番です。

 

 

冬至は、それまで短くなっていた日照時間が長くなるように転じます。そのため、冬至の日は運気が上昇に転じる縁起の良い日だと世界中で考えられています。日本では、冬至を別名「一陽来福」と呼び、風水的には強いパワーを持つ日だとされています。

 

 

 

 これから寒さが一段と増しますが、冬至の日には南瓜を食べたり、ゆず湯に入ったりして、元気な体を保ち、寒い冬を思う存分満喫しましょう!

 

 

参考資料

 “SKY WARD + (スカイワードプラス)”

 https://skywardplus.jal.co.jp/plus_one/calendar/winter_solstice/

 “GARDEN STORY”

 https://gardenstory.jp/lifestyle/36784

 “キナリノ”

 https://kinarino.jp/

 “ALSOK ホムアル研『夏至と冬至はいつ?日本・世界の夏至・冬至の風習と食べ物』”

 https://www.alsok.co.jp/person/recommend/2136/

 

 


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2021/12/13

日本の味めぐり~【神奈川県編】

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日本の味めぐり~【神奈川県編】

 

・サンマーメン

 サンマーメンは、第二次世界大戦の頃、料理人たちのまかない料理で、汁にとろみをつけた肉そばが原型のラーメンです。横浜の中華料理店が発祥の料理といわれています。漢字で書くと「生馬麺」。

 「生=サン新鮮でシャキシャキとした」「馬=マー上にのせる」という意味です。

 給食では、豚肉・もやし・きくらげなどを炒め、米粉中華麺を使って作ったラーメンです。最後にでんぷんでとろみをつけています。

 

神奈川県

 約900万人が生活する神奈川県。日本列島のほぼ中央に、また関東平野の南西部に位置し、北は首都東京に接し、東は東京湾に、南は相模湾にそれぞれ面し、西は山梨、静岡の両県に隣接しています。

 神奈川県の地形は大きく分けて、西部は山地、中央は平野と台地、東部は丘陵と沿岸部の三つに分けられます。

 山岳は箱根と丹沢山塊で1,500m級の山々は「神奈川の屋根」といわれています。県の中央部を貫流する相模川や西部を流れる酒匂川は、県の重要な水資源として、高度利用されています。また、芦ノ湖、相模湖、津久井湖、丹沢湖、宮ケ瀬湖など水資源利用のための人造湖があるのが特色です。435㎞の海岸線は変化を富み、東京湾側京浜地帯は高度に発達した港湾となっています。

 また、富士箱根伊豆国立公園の一角をなしている箱根や湯河原の温泉地帯、丹沢の山岳地帯や4つの県立自然公園があり、また、京都、奈良とともに史跡名勝を有する「歴史の都」鎌倉など、神奈川県は産業、文化とともに豊かな自然環境と観光資源に恵まれた郷土となっています。

 

 参考資料“神奈川県ホームページ『神奈川県の概要』”

 

 横浜中華街は開港後、西洋人とともに一緒に来た中国人の外商が商売を始め、その後増加する中国人とともに次第に形成されていきました。

 現在では、世界最大級の規模を誇る横浜中華街には、600軒以上の店がひしめいています。随所で目にする個性的な門は、風水思想に基づいて建てられた「牌楼(パイロウ)」。関羽を商売繁盛の神様として祀った「関帝廟(かんていびょう)」や、あらゆる神様を祀った「媽祖廟(まそびょう)」があり信仰の対象となっています。

 

 参考資料 横浜市観光情報サイト











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2021/11/22

日本の味めぐり~【特別編】

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~日本の味めぐり~【特別編】

・和食

 

 豊かな自然に囲まれた日本では、素材の持ち味をいかしたバランスのよい「和食」の文化があります。世界に誇るこの「和食」文化の大切さを考える日です。

 11(いい)24(にほんしょく)、「いい日本食=和食」のごろ合わせから毎年11月24日は和食の日とされています。

 給食では、22日(月)に和食の日の献立を実施します。

 

 南北に長く、四季が明確な日本には多様で豊かな自然があり、そこで生まれた食文化もまた、これに寄り添うように育まれてきました。

 このような、「自然を尊ぶ」という日本人の気質に基づいた「食」に関する「習わし」を、「和食;日本人の伝統的な食文化」と題して、平成25年12月ユネスコ無形文化遺産に登録されました。


 

 「和食」の4つの特徴

 (1)多様で新鮮な食材とその持ち味の尊重

日本の国土は南北に長く、海、山、里と表情豊かな自然が広がっているため、各地で地域に根差した多様な食材が用いられています。また、素材の味わいを活かす調理技術・調理道具が発達しています。

(2)健康的で食生活を支える栄養バランス

   一汁三菜を基本とする日本の食事スタイルは理想的な栄養バランスと言われています。また、「うま味」を上手に使うことによって動物性油脂の少ない食生活を実現しており、日本人の長寿や肥満防止に役立っています。

(3)自然の美しさや季節の移ろいの表現

   食事の場で、自然の美しさや四季の移ろいを表現することも特徴のひとつです。季節の花や葉などで料理を飾りつけたり、季節に合った調度品や器を利用したりして、季節感を楽しみます。

(4)正月などの年中行事との密接な関わり

   日本の食文化は、年中行事と密接に関わって育まれてきました。自然の恵みである「食」を分け合い、食の時間を共にすることで、家族や地域の絆を深めてきました。

 

参考資料“農林水産省食文化ポータルサイト『「和食」がユネスコ無形文化遺産に登録されています』”


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2021/11/22

日本の味めぐり~【石川県編】

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~日本の味めぐり~【石川県編】

 

・治部煮(じぶに)

 鴨肉や鶏肉をうす切りにして小麦粉をまぶして、季節の野菜や加賀特産のすだれ麩を一緒に煮込んだ加賀地方の伝統料理です。

 江戸時代、加賀藩の土地には鴨が多く飛んできたので鴨の肉で作ることが多い料理でした。

 『治部煮』という名前は岡部治部衛門(おかべじぶえもん)という人が朝鮮から伝えた料理だからという説、煮ているときに「じぶじぶ」という音がする説などがあります。

 給食では、すだれ麩の代わりに圧縮麩を使用しています。

 

石川県

 石川県は北陸地方の中部に位置し、東は富山県及び岐阜県に、南は福井県に接し、北は能登半島となって日本海に突出しています。地形は、南西から北東に向かって細長く、東西100.9㎞南北198.4㎞、海岸線は約580.9㎞の延長を有し、現在金沢市をはじめ11市8町の計19市町からなっています。

 石川県の魅力は、自然と文化の調和です。南は白山国立公園を源に発する手取川による肥よくな加賀平野、北は日本海に突き出た能登半島。県都金沢は日本でも有数の城下町で、歴史の面影を残す一方、近代的な街づくりも進んでいます。

 

参考資料“石川県ホームページ『石川県の紹介・概要』”

 

 

 日本海の新鮮な海の幸がたっぷりと味わえる石川県。「加能ガニ」「甘エビ」「ノドグロ」「岩ガキ」「ふぐ」など、鮮度抜群の食材が職人の技でさらに美味しい料理となって提供されています。旬の魚介を使った「寿司」や「海鮮丼」は絶対に食べたいグルメとして人気です。

 新鮮な海の幸をはじめ、野菜や米などの豊かな食材に恵まれた能登半島。幻のブランド牛、憧れの高級魚、こだわりのワイン、個性的な日本酒などバラエティーに富んだ能登のグルメがあります。

 全国的に人気急上昇の「金沢カレー」、金沢生まれの不思議な洋食「ハントンライス」、庶民に長年愛されてきた「金沢おでん」など、グルメな金沢っ子に支持されるご当地グルメがあります。能登の名物「能登丼」、旬の魚介や、珍しい山の幸を使った地元ならではのグルメはぜひ味わってほしい一品です。

 

参考資料“石川県観光連盟『ほっと石川旅ねっと』”







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