今日は1時間目に運動会の集合隊形や応援、綱引きの練習を行いました。集合するのに時間がかかったのは大きな課題でした。修正していきたいと思います。
各学年の練習は本番に向けてより細かく、丁寧かつ少し厳しい指導になっています。子どもたちにはしっかり頑張り、自信につなげてほしいと思います。そんな中5時間目に5年生に地域の射場さんより貴重なお話をいただきました。
8年前の東日本大震災で、福島県にいるご親戚の家が津波で流された。新築を建てられたばかりで、わずか数か月で全てのものが流された。そんな大津波に襲われた中、なぜ大漁旗があるのか。それは、震災が起こる1か月前にたまたま、親戚の方が茨木市に住む射場さんに送ってくれたことで、大漁旗が流されずにすんだ奇跡の大漁旗となったというお話でした。そのことがきっかけで射場さんは福島の観光交流大使もされており、福島の復興にご尽力されています。
そして数年前から、葦原小学校の5年生は、この奇跡の大漁旗を射場さんからお借りして、運動会で子どもたちは踊る前に復興への願いをことばで伝えてからソーラン節を踊っています。運動会の学校目標だけでなく、福島の復興を願って、子どもたちが力強く踊ります。ここ最近日本各地で自然災害が多発していることもあり、その復興も願って踊っています。
子どもたちは射場さんからの話をとおして大漁旗の意味を知り、自分たちが踊ることが復興を願うことになることに気づき、さらに仲間とともに気持ちを込めて取り組むことになります。射場さんありがとうございました。