先日の昼休みのことです。学校図書館をのぞいてみると、ちょうど1人の3年生が数学の勉強のために来館したところでした。
プリントがなかなかの難題だったようで、本人が頑張っていると、「よっしゃ、おれも解いてみるわ」と周りの生徒が集まりだし、「おぉ、これはむずいわ。先生呼んでくる!」とスクールサポーターも駆けつけ、、、結果、自主的な学習会が開かれていました。
「こうしたら解ける?」など話し合いながら、そして図書資料も利用しながら、みなさん熱心に問題に向き合っていましたよ。

文部科学省による学校図書館ガイドラインには「学校図書館の機能は読書センター、学習センター、情報センターの3つである」旨が明記されています。読書をする場所としてだけでなく、今回のような自主学習を行う場としての図書館活用=学習センターとしての機能も、生徒の主体的かつ対話的な深い学びにつながっていくのかもしれません。そのようなことを実感した昼休みの一場面でした。