国立感染症研究所は22日、5月7~13日の1週間で、流行性角結膜炎(はやり目)の患者数が1医療機関当たり1・17人となったと発表しました。過去10年間で最多となるようです。流行性角結膜炎は、アデノウイルスが原因。感染力は強く、充血や目の痛み、まぶたの腫れなどの症状が出るそうです。本校でも流行の兆しが見えます。
「予防について」
日常生活において、ウイルスのついた手で目をこすれば、かなりの確立で感染してしまうのが、この結膜炎の強さだそうです。職場や学校で家族のひとりがもらってきて、家族全員に広がるということは多々あることだそうです。また、感染のほとんどが「ものや水を介して」人から人へ移るようです。
予防策としては次のようなことが有効なようです。
・他人に移すことのないよう、手をよく洗い、目をこすらない
・身体を休め、免疫力(体力)を落とさない
・かかっている人は、最後に風呂に入る
・誰かがかかっている場合、タオルの共有はやめる
・洗顔時に気をつける(もう一方の目に移りやすいタイミングである)