通用門のところに大きなクヌギの木があります。運動会後のこの時期、大きな実が落ちてきました。はじめはどんぐりの実や殻と(帽子みたいなもじゃもじゃ)を見ても何??』という様子でしたが、つるつるつやつやのどんぐりは魅力的ですぐに「見てみて」「これおおっきぃーい」「この帽子(の)ぴったりのどんぐりこれかな?」などと言いながら拾い集めるようになりました。
どんぐりをいっぱい集めて、ばけつに入れてガサガサ音を立てたり、握ってつるつるの感触を楽しんだり、樋を出してきて転がしたり…。それを見た他の子も「コロコロしたい」とどんぐりをころがして集めてまたころがしてを繰り返していました。「もっと(樋を)つなげたい」と言って運んできてつなげます。その横では、跳び箱に板をかけてみてどんぐりをザーっと流します。次の日には、「迷路をつくりたい」と言ってダンボールを用意して、どんぐり迷路づくり。5歳児さんが転がり方を見てダンボールの角度を変えて試したり考えたりを繰り返して何日もかかって完成しました。
5歳児さんが始めた迷路づくりに3歳児さんも参加。と言っても3歳児さんはもっぱら遊ぶ係ですが…。一緒に遊ぶ姿は微笑ましかったです。3歳児さんが遊ぶのを見守る姿、いつの間にかすっかりおにいちゃんおねえちゃんになっている5歳児さんでした。