水質調査
 
科学部では水質調査を2005年4月から7月にかけてしました。
調査の動機
三島中科学部では数年前までは環境問題に取り組んでいたそうです。先輩たちは、大気調査や水質調査などをしていた。 しかし、今はどうか。今、そういう活動はほとんどしていない。これでいいのだろうか。そして、この辺りの川は汚いのか、それともきれいなのか知りたい。 そう思って、今回、水質調査を行いました。この水質調査の方法と結果、考察とまとめをここで報告します。
三島中校区には安威川、茨木川があり、さらに水路があちこちにあります。だけど、少し見ただけではどれも同じように見えます。 本当はとても汚れているのかもしれない、汚れていたとしてもどのように汚れなのか、なぜ汚れているのか、分からないことは たくさんあります。
今回は薬品を使ってCOD(化学的酸素消費量)、アンモニウム、亜硝酸、硝酸、りん酸を測定します。 科学部の部員(34期生から36期生)が2005年4月から2005年7月にかけて、月1回測定しました。
測定日
2005年4月25日月曜日
2005年5月18日水曜日
2005年6月22日水曜日
2005年7月20日水曜日
測定場所

茨木川国道171号線春日橋付近
安威川国道171号線三島橋付近
三島中南側水路
庄栄小南側水路
水道水

注:三島中西側水路と庄栄小南側水路は同じ水路の上流と下流です。水道水は理科室の水道を使用しました。安威川は少し上流や下流での測定もありました。
用意したもの
ペットボトル、水質調査用試薬、じょうご、バケツ、水温計、
ビーカー、ぞうきん、試薬の説明書
測定方法
1、バケツで水を汲み、じょうごでペットボトルにいれる。
2、そのペットボトルを持って帰り水をビーカーに入れる。
3、試薬を水の中に入れる。
4、一定の時間待ってから試薬の説明書の比色表を使って数値をだす。
結果
 
2005年4月25日COD
(化学的酸素消費量)
NH4
(アンモニウム)
NO2
(亜硝酸)
NO3
(硝酸)
PO4
(りん酸)
茨木川春日橋付近620.0520.01
安威川三島橋付近20.20.2100.5
三島中南側水路60.20.1100.2
庄栄小南側水路40.20.1100.2
水道水20.10.0240.05

2005年5月18日COD
(化学的酸素消費量)
NH4
(アンモニウム)
NO2
(亜硝酸)
NO3
(硝酸)
PO4
(りん酸)
茨木川春日橋付近80.50.0210.1
安威川三島橋付近80.50.0210.1
三島中南側水路410.150.2
庄栄小南側水路811200.5
水道水40.10.0220.05

2005年6月22日COD
(化学的酸素消費量)
NH4
(アンモニウム)
NO2
(亜硝酸)
NO3
(硝酸)
PO4
(りん酸)
茨木川春日橋付近80.20.0210.2
安威川三島橋付近80.50.120.5
三島中南側水路80.20.120.5
庄栄小南側水路820.2101
水道水20.20.0210.05

2005年7月20日COD
(化学的酸素消費量)
NH4
(アンモニウム)
NO2
(亜硝酸)
NO3
(硝酸)
PO4
(りん酸)
茨木川春日橋付近80.20.0210.2
安威川三島橋付近80.50.0510.1
三島中南側水路60.20.0210.2
庄栄小南側水路811201
水道水20.20.0210.05

考察
合計四回の測定から分かることは、このあたりの川が少し汚れているということが分かります。見た目は透明であったが必ずしもきれいであるとは限らないようです。 CODは毎回基準値を超えることがたくさんありましたが、CODの数値だけでは本当に汚れているかどうかはよく分かりません。NH4やPO4などの数値を見て汚れているかどうか判断しました。
4月は茨木川の水が基準値よりもやや高い数値がでましたが、他は基準値より低い数値が出ました。茨木川の水は二回目以降は基準値より低くなったので、4月だけ上流から汚れる物質が流れていたようです。 5月からは庄栄小南側水路の水が基準値よりもかなり高い数値が毎回でました。上流の三島中南側水路はそれほど数値は高くなかったので、三島中南側水路と庄栄小南側水路の間から水が汚れる物質が大量に流れていたようです。付近は住宅地なので主な原因は生活排水だと思います。 水道水も測定しましたが、毎回基準値より低く数値がでたので、水道水の品質はいつも安定していることが分かります。
茨木川や安威川、三島中南側水路は基準値より高い数値が出ることが少なかったので、子供が安心して水遊びができると思います。しかし、微量ながら有害な物質が入っている可能性があるので飲むことだけはしないでください。
どこの川も水路もけっこうたくさんごみがあるので、川の中を清掃すれば、いくらか水がきれいになるになると思います。 これからも機会があれば今後も取り組んでいこうと思いました。
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