安威0・1号墳

 4世紀後半から6世紀までの古墳が、東西にのびる尾根上に約20基連なっている古墳群です。
西から東へ順番に番号がつけられており、0号墳・1号墳は、古墳群の中で最も西にある古墳で、4世紀後半に造られたと考えられています。
 0号墳からは、銅鏡(どうきょう) 2面や装飾品が出土し、1号墳からも過去に腕輪(うでわ) などが出土しています。両古墳とも元の位置のまま保存されており、茨木市の史跡に指定されています。
 1号墳は、北陵中学校の校内にあり、0号墳は南側の道を隔てた校外にあります。

 粘土槨(ねんどかく)とは粘土を固めて造られたもので、死んだ人や副葬品(ふくそうひん)を入れるための室(へや)です。

安威0号墳粘土槨(ねんどかく)

安威1号墳粘土槨(ねんどかく)

斜縁半肉刻一仙五獣帯鏡

安威0号墳の1号粘土槨(ねんどかく)内より出土しました。

平縁半肉刻四獣鏡

安威0号墳の2号粘土槨(ねんどかく)内より出土しました。

古墳時代の装身具(首輪)

 安威0号墳の1号粘土槨から出土したもので、勾玉(まがたま)・管玉(くだたま)・丸玉(まるだま)などを組み合わせて作ったもので、埋葬されている人が身につけていたものでしょう。

石釧(いしくしろ)と車輪石(しゃりんいし)

 古墳時代の腕輪で、石釧の表面は放射状の刻みがあり、車輪石は形が車輪に似ていることからこの名前がつけられました。南茨木にある市立文化財資料館に展示しています。

古墳所在地:大字安威36
茨木市立文化財資料館(阪急電鉄 南茨木駅下車 東へ徒歩10分)

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