本番とプロセス本日の学校朝会での、私からの話です。
土曜日の運動会は、みなさん本当によく頑張りました。校長先生は、運動会の日にみなさんの頑張りを見ることができてとても嬉しかったです。
元プロ野球選手のイチローさんが、次のような話をしています。
「結果ではなく、プロセスの中で自分はどうあったのかが、すごく大事です。」運動会でも一緒のことが言えると思います。
これまで校長先生は、運動会の練習が始まってからみんなの様子を見てきました。
①団体演技の練習の時、音楽が鳴ると、自分たちで練習している子がいました。また、なかなか練習に参加できない友だちのために、一緒に練習する姿も見ました。本番でうまくいってもいかなくても、すごく意味のあることだと思います。
②リレーのバトンパスがうまくいかなかったので、休み時間に自分たちでバトンパスを練習する姿がありました。本番では見事なバトンパスがあちこちで見ることができました。でも、本番で成功しても失敗しても、その練習は大変価値があります。
③応援団にはなったけど、はじめは全然声が出ない子がいました。それでも、練習のたびに大きな声を出そうと、必死に声を出していました。本番では、他の子に比べると小さい声だったかもしれませんが、その頑張りはとてもすごいことです。
これから運動会の振り返りをする時間があると思います。本番だけではなく、それまでの練習で自分はどうだったかを振り返ってください。そのことが自分の成長につながります。
というものです。
ご家庭でも、運動会当日のことだけではなく、ぜひ本番までの頑張りについて話をする時間をもっていただければと思います。