「北ってどっち~?」「太陽、出てる?え、ちょっと曇ってない?」と、明るい声が聞こえてきたので、グラウンドに出てみました。
3年生理科の授業で、入試対策につながる太陽の観察学習が行われていましたよ。
入試問題でもよく見かける「太陽が〇㎝動いたら…」という文章。この「太陽が動く」ことが漠然としたイメージのままにならぬよう、透明半球をつかって太陽の動きを測定・数値化しました。生徒は1時間ごとに太陽の動きを測定し、地球は球体であるという感覚をつかんでいきます。発展的には、地球の自転との関係や地球上の距離と角度から太陽の動きを理解することが目的です。
授業開始時には、「帽子みたいやん!」と称されていた透明半球ですが、観察が始まると、生徒たちは一生懸命に太陽の動きを追っていました。 楽しみながら「透明半球上での太陽の動き」を観察し、頭と体をつかってその理解を深める時間となりました。