いきなりですが、、、、みなさんは、「フムス」という食材を聞いたこと、または召し上がった経験はありますか?
本日6限目の多文化共生学習では、このフムスを実際に食べ、共生の意義について考える時間を持ちました。
(ちなみに、フムスとは中東などの地域で食べられている伝統的な家庭料理のひとつです。ペースト状で、ひよこ豆を主体に、塩・レモン汁・ニンニク・オリーブオイルなどを混ぜ合わせてつくられています。イスラム教の戒律で食べることが許された「ハラル食」でもあります。)
まず、授業は読み聞かせから始まりました。
その後、本の内容を受けて考えたことをワークシートにおとしこみ、意見交換をした後に、実際にこのフムスを食べる時間がとられました。
クラッカーにのったフムスをみて、生徒のみなさんからは歓声があがっていましたよ。
今まで見たことも聞いたこともない食材だったようで、試食はまさに初めての味だったようです。
実食してみると、
「えっ、なんや、思ってたんのとちゃうやん、めちゃ美味しいやん」
「美味しい!!でも味はちょっと濃いな」
「匂いは餃子!!ニンニクや」
「思ったよりもまずくない、むしろおつまみ系でおいしいかも」
など、クラスの中はいろんな声でいっぱいでした。
『知らない』からと『見た目』や『印象』だけで安易に決めつけ拒絶するのでなく、受け入れ、共に生きていく意味を考えるきっかけになったようです。