「令和2年度 修学旅行中止のお知らせ」(本日3年に配布)より
茨木市小・中学校における修学旅行につきましては中止とすることといたしました。 修学旅行は学習指導要領にも位置付けられた学校生活最大の行事の一つです。日常とは異なる生活環境の中で見聞を広め、自然や文化などに親しむとともに、集団生活のあり方や公衆道徳などについての体験を積んだりするなど、児童生徒にとって貴重な学習の場です。学校においては、その教育的意義を鑑み、新型コロナウイルス感染防止対策を講じながら実施する方向で準備を進めてまいりました。しかしながら、今般、全国的に感染者が発生している中、「本市を含む大阪府の状況は収束の方向に向かっているとは言えないこと」、「緊急事態宣言を発出している自治体もあり、多人数の児童生徒が集団で他の都道府県を訪問することによる感染拡大の恐れがあること」、「集団で長時間行動することや不特定多数の人との接触の機会が増えることなど、感染症対策を講じても、なお感染リスクが高い活動であること」、「旅行先で発熱者や感染者が確認された場合の対応が困難であること」など、現在の状況や考えられるリスク等を踏まえ、教育委員会と校長会で協議し、今回の決定に至りました。修学旅行を楽しみにしていた児童生徒の心情を考えますとたいへん心苦しく、苦渋の決断ではございますが、何卒ご理解をいただきますようお願いいたします。
なお、北中学校では、「修学旅行の代替行事の実施については学校判断で」という内容を受け、現在、日帰りでの校外学習を検討しています。