
今日から中間テスト1週間前となりました。
さて、みなさんは『なぜテストがあるか』考えたことはありますか?
テストは評価と表裏一体のものですので、評価の観点からお話ししたいと思います^^
中学校のテストは、みなさんの到達度や自分自身の理解度を知るために行われます。
さらに、現在の中学校の評価は、『絶対評価』と呼ばれる評価になります。
評価というものは、何かをはかることになりますので、いわば『ものさし』です。
昔は、自分の獲得した点数が他者の点数と比べて、上か下、平均か、という指標で、考えていました。相対評価といわれるもので、言わば、他者と自分とのキョリをはかるものさしでした。
しかし今の絶対評価は課題に対して、自分ができたか、届かなかったかを評価しています。ですので、自分の到達具合いをはかるものさしになります。
ものさしが、昔と現在で異なっているのです。
もう一つ加えると、昔の評価でKeyポイントになっていた『平均点』というものは、上述の理由から、現在の評価には意味をなさないものと言うことができます。
結論⇒他者と比べるのではなく、
自分の頑張りや到達度をしるためにテストがあることを知っておいてください。
テストのためだけに、学校の学習活動があるわけではありません。
そして、テストの点数だけがみなさんの価値を決めるものでもありません。
他者を思いやったり、協力したり、自分の決めたことを頑張り続けることなど、点数に表すことが難しい力も、みなさんに身に着けてほしい大事な力です。
決して、テストを軽視していいよと言っているのではありませんよ。
今年初めての定期考査。みなさんにはしっかりと望んでほしいと思っています。
がんばれ!!