国道171号線 二酸化窒素濃度調査
1.研究の動機 | ||
三島中科学部では、1998年から1999年にかけて、夏・冬4回の三島中校区二酸化窒素濃度測定をしてきました。 その結果から、三島中校区では国道171号線の自動車からもたらされる二酸化窒素が大変多いと考えました。 <参照:三島中校区の大気汚染調査> そこで2000年の夏には、国道171号線の二酸化窒素についてもっとくわしく調べてみようと思いました。 |
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2.測定日時 | ||
2000年8月21日(月)午前11時〜8月22日(火)午前11時 天候:晴れ | ||
3.準備 | ||
これまでと同じように準備しました。 <参照:三島中校区の大気汚染調査> | ||
4.方法 | ||
これまでと同じ要領で行いました。 <参照:三島中校区の大気汚染調査> | ||
5.結果 | ||
測定結果は以下のようになりました。 | ||
6.考察 | ||
今回の測定では、やはり二酸化窒素濃度はかなり高いことがわかりました。国の環境基準0.06ppmを越えているところが20カ所中14カ所もありました。この日はお盆休みも終わったあとの平日で、普段の交通量であったと思われますが、この道路ではたくさんの二酸化窒素が排出されています。 なかにはとても低い値の測定個所があり、これがなぜなのか、また非常に高い値である場所はどんなところか、部員で話し合ってみました。現地を観察すると、風通しのよい川の近くやゆるやかな下り坂、信号をこえてすぐのところなどが比較的低い値がでているようです。また信号で自動車が停車するところや上り坂などは高い値のようにも思います。これは自動車がゆっくり走ったりアクセルを踏み込むような場所では、排気ガスがよりたくさん出されるからでしょうか。 しかし、今回の測定でははじめ28カ所に採取容器をセットしたにもかかわらず、20カ所しかデータがとれませんでした。採取容器が見あたらなかったり、中のろ紙がはずれていました。大きな交差点の4カ所のうち、1カ所しかデータがないところもあり、今度はもっと慎重に、確実に測定できるようにしなければと反省しています。 |
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