日本の味めぐり~【山口県編】
「けんちょう」
三方を海に囲まれた本州最西端の山口県は、海の幸に恵まれています。また、変化に富んだ地形や多様な自然にも恵まれているため、いろいろな野菜や果物が栽培されています。
「けんちょう」は冬場においしくなる大根を使った山口県で有名な郷土料理です。「けんちょう煮」や「けんちょう炊き」とも呼ばれています。もともとはお寺などで食べられる精進料理でしたが、一般の家庭でも作られるようになりました。大根や豆腐を炒めてしょうゆや酒で味付けしたシンプルなものから、にんじんやしいたけ、こんにゃく、鶏肉などを入れた具だくさんのものまで家庭によって、具材や作り方、味付けなどがさまざまです。
山口県
山口県で他に有名な郷土料理といえば、下関で多く水揚げされるフグをつかった「ふく恋盛り」や周防大島の温州ミカンと瀬戸内海の魚介を使った「みかん鍋」など山の幸や海の幸を使った美味しい料理があります。
山口県には食べ物だけでなく、維新志士が多くうまれた「萩」や、日本最大級のカルスト台地の「秋吉台・秋芳洞」、角島大橋が有名な「角島」、岩国市にある日本三名橋とひとつといわれる「錦帯橋」、今年の大河ドラマでも再注目の源平合戦最終の地「壇ノ浦古戦場跡」など観光スポットが県内のあちこちにあります。
茨木市から山口県へは約3時間半という距離にありますので、 皆さんも一度は訪れてみてはいかがでしょうか?
参考資料 山口県公式ホームページ
山口県観光サイト
山口県美祢市 秋吉台国定公園 公式ホームページ
岩国市公式観光Webサイト